産業カウンセラー合格のための勉強法(30代/女性)

   

産業カウンセラーって、簡単にいうとどんな資格?

民間資格ではありますが、以前は厚労省管轄の資格であり、臨床心理士の次に認知されている資格でもあります。
「傾聴」を基本スタイルとしたカウンセリングスタイルであり、アメリカのカール・ロジャーズの来談者中心療法を基礎としております。
主には企業にて働く人の悩みを聞きながら共に問題解決へと導く役目を行いますが、傾聴スタイルは日常へも十分に取り入れることが出来ますので、普段の生活へ活かす方、ボランティア活動に活かす方と様々な方面で活躍されている方が多くいます。

産業カウンセラーを取得するきっかけ

産業カウンセラー取得を目指したのは、メンタルヘルスの知識やキャリア支援の方法について知識を習得したかったからです。
 当時通信制高校へ勤務していたのですが、入学する生徒は何かしらの精神疾患を抱えており、その気持ちを理解することと、将来に向けてどのように支援をしていったらよいか手探り状態で行っていました。そこで、知識をきちんと学んだ上で対応したい気持ちがありました。

産業カウンセラー取得をした私の勉強法

勉強期間は1年以上


 受験資格がなかった私は1年の養成講座へ通い受験資格を得る事に専念しました。
 養成講座に養成講座の出席(通信:1年間、通学:7か月)+受験勉強として3か月(1日3時間)という期間が必要でした。

産業カウンセラーの試験について


 試験は筆記試験実技試験の2つを受ける必要があります。

養成講座について


 養成講座は月に1回ほどの実技スクーリングがあり、カウンセリングの実技指導を受けます。また理論等は自宅にて課題を仕上げ定期的に提出します。
 しかし課題の量はハンパなく、仕事をしながら仕上げるのは結構大変でした。
 この養成講座である程度の実力が認められた方は実技試験免除となるのですが、私は残念ながら免除とはならず、筆記試験と実技試験の対策をすることとなりました。

筆記試験対策


 筆記の対策としては、ひたすらテキストを読んで知識を頭に入れる必要があります。テキストは大変分厚いもので、カウンセリングの理論、人物名、法律等々覚える項目も範囲も広いです。養成講座の担当の先生からは、テキストを4回読みなさい、とアドバイスがありました。
 私も言われた通りテキストを読んで覚えようとしたのですがなかなか頭に入らずだったので、昔ながらの方法ですが単語リング帳を文房具屋で購入し書き出しては通勤電車や仕事の合間を利用して暗記をしておりました。

実技試験対策


 実技試験対策は特には意識しませんでした。養成講座である程度のコツは教えて頂けますので、その教わったことを忠実に守り試験を受けました

過去問について


 過去問題集も販売されておりますが、出題された内容はとても古いもので、そのまま暗記しても役立つものではありません。出題傾向をつかむのに利用しました。

産業カウンセラー取得に役立った学校や書籍

産業カウンセラー養成講座テキスト、産業カウンセラー厳選問題集

産業カウンセラーが実社会で生かされたシーン

 産業カウンセラーの試験は、筆記試験と実技試験の出来が60%以上で合格と言われているのですが、あまり筆記が出来ていなかったので受かったのが奇跡的でした。
 直に就職に結びつく資格ではなく、この資格で学んだことを活かして人事職や普段の生活に取り入れて実践する方が多い印象です。
 私は養成講座での傾聴経験がとても役に立っております。人の話をじっくり聞いて気持ちに寄り添う、という事は普段意識しないとなかなかできないものです。
 自分のキャリアをどうしていこうか悩んでいたこともあり、自分自身を見直すきかっけにもなりましたので、この体験をこれからの仕事に活かしていけたらと思っています。

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